長崎ランタンフェスティバル
この掛け声がわかる貴方は、かなりの長崎通。
怒涛のごとく大量に写真が出てまいりますので、
興味ある方と忍耐力のある方はどうぞ。
2月7日から21日まで開催された長崎ランタンフェスティバル。
とりあえず今年の様子をご紹介しておきます。
古く鎖国時代から、中国やオランダの文化を取り入れる窓口となった長崎。
今でも季節の行事や建築物・食材など、
至る所にその歴史と名残を感じることができます。
最大の行事といえば秋に催される「長崎くんち」が有名ですが、このランタンフェスティバルも最近では全国的に名前が知られているらしく、観光客と思しき人々を多数見かけました。
そんな中ですので、地元人の私が一眼レフ持ってウロウロしてても目立たないだろう・・・と思い、リュックを背負いダウンジャケットにスニーカーという井出達で、首からゴツい一眼レフぶら下げて取材に出かけたわけですが。
さすがに女性で一眼レフってのは滅多におらず、結構ジロジロ見られました(汗
中国的な変わった形の提灯もあれば、このように動物など象った塔もあります。
長崎では「龍」と書いて「じゃ」と読みます。
そしてこれは龍踊り(じゃおどり)。
とぐろを巻いてます・・・・
手前にいる、ゴールドな衣装を着た男性が持っている球を、龍が追いかけるわけです。とぐろ巻いてるのは、球を見失って探しているところ。
一応、ストーリーがあるというわけですね。
頭部だけで20キロあるというから、担ぎ手たちは大変です。数グループの担ぎ手がいて、時折チェンジしながら踊りを繰り返します。その迫力とスピードといったら、長崎市民でも地元の生まれでもない私にも鳥肌たつぐらい格好いいものです。
長崎くんちでは、白龍(はくじゃ)や子龍(こじゃ)が登場したりします。
勿論、長崎だけでしょうけど、歌手のコンサートなどでも「アンコール!」と叫ぶのではなく「もってこ~い!!」と叫ぶんですよ(笑)
こういう時にジロジロ見られたりするんです・・・
そろそろメイン会場の湊公園に移動しようかな。
ラッパを吹くトトロや・・・・・
小さいけれど歴史がいっぱい詰まっています。
人の多いこと多いこと。そんなに有名なんだな、ランタン祭りって。
角煮まん、実は私はあまり好きではないのですが(笑)
入り口のこの妙な人形(?)がまた不気味。
まるで行く先にある、何か良からぬモノを予感させるような・・・・・
この祭壇、お線香があげられるようになっていて、物凄い人だかりが出来ていました。
なぜ眉間に骨を突き刺してあるのか謎。
中国での、あるいは古来のおまじないのようなものなのでしょうか。
ちなみに、この裏手つまり豚の頭の断面部分の写真もあるのですが、載せるのはやめておきましょう。一応、食べ物ブログですので食欲を失うようなものはタブーかと。
(この頭たちを載せた時点で、時すでに遅しか?)
お参りはしなかったものの、心の中で言いましたよ。
「豚さん、いつも美味しい豚足をありがとう。」
わかりにくいですが、奥のほうにエンマ大王みたいなのが座ってるの見えますか?
真っ黒い髭をこしらえています。
この塔、その年の干支の動物が象られてるんです。
私はどう見ても、これがネズミには思えないのですが、如何でしょうか。戌(いぬ)や亥(いのしし)も見たことあるけど、全く可愛くないのですよ。
からすみチャンポン。上にちょこんと載ってる茶色いのがカラスミ。
塩辛くてメッチャ美味です~。混ぜるの勿体無くて一気に食べちゃいました。
そして奥のほうにボヤーッと写ってるのが、あじこチャーハン。
「あじこ」はトビウオの卵だとか。明太子より少し大きめの粒がプチプチしていてとても美味でした。
余談ですが、長崎ではトビウオのことを「あご」と言います。
トビウオで出汁をとったラーメンは「あごだしラーメン」。これまた美味。
ハトシはパンの間に豚などのすり身を塗りつけて揚げてあるのです。学生の時に調理実習で作ったハトシは、海老のすり身を塗ったっけ。カロリーが気になりますが、ビールのおつまみになることは間違いなしです!
他にも水餃子、チンジャオロースーなど色々食べまくり、しゃべりまくりまして、お店の人に「閉店なのでもういい加減出ていってください」ふうな言い方で追い出されてようやく帰路に着きました。
いやはや、しつこいカメラ日記を読んでくださってありがとうございました。
ここまで鬼のように大量の写真を一度にアップしたのは初めてですが、すごいなぁエキサイトブログ。何枚載るんだろう?
ですので、ここで言う決まり文句的な「行きたい方はぜひ!」を言えません。
行きたい方は、来年どうぞ!!!お待ちしてます。
☆ちなみに上のグレイスケールの写真・・・豚の裏側です。
by sakura_52617
| 2008-02-23 18:31
| カメラ