さくらの腹ペコ日記

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日本の歴史を振り返る~石見銀山編~

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夏草や 兵どもが 夢の跡・・・・。
(注)奥州平泉ではないですよ。


国内世界遺産探訪の旅2日目は島根県まで足を伸ばして、昨年登録されたばかりの石見銀山を探索しました。10時に広島駅を出発した石見銀山号バス、12時20分に到着しました。(道中、ほとんど爆睡していたので景色わからずzzz)
当初は、到着してからお蕎麦屋さんにでも入って昼食をとろうと思っていたのですが、現地ではガイドさんがついて団体行動になることと、帰りのバスまでに3時間しか余裕がないことなどから、コンビニ弁当を買って車内に乗り込み、中で食べました。
降り立ってみると、そこは江戸時代へタイムスリップしたかのような、都会的な建築物など一切無い、こぢんまりとした城下町と城跡が佇む世界でした。



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現地のボランティアガイド坪内さんに案内され、10人ほどのツアーで3時間散策することになりました。いやはや、太陽が真上にある時間だけに暑い暑い!しかし山道は高い杉林や竹林で涼しく感じました。所々に「マムシ注意」なんて看板もあったりで・・・う~ん。山へ来たんだわ。
この石段を挟んで右と左、当時は家々が建ち並ぶ、今で言う住宅街だったそうです。家の土台跡はそのまま残っていました。銀山を守る兵士や労働者が住んでいたのでしょうか。






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龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)。散策出発地点から1時間20分ほど歩いた一番奥地にある、銀を発掘した跡が散在する洞穴の入り口です。一歩踏み込もうとした時に、中から冷気が。これぞ天然のクーラーです。外はしっとりと湿り気のある、コオロギの声が聞こえる涼しげな雰囲気。洞穴からは真冬のような寒い空気が噴出してくる・・・。なんだかゾクゾクしました。さあ、中に入ってみましょう。



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《300メートルの地下坑道にシルバーラッシュの夢を見る》
間歩入り口で貰った案内書にはそう書いてありました。江戸時代の人々は、手作業で何トンもの銀を掘り出し、海外貿易へと勤しんでいたのですね。現代のように、飛行機も車も地図もないのに、日本海への近道を探り出し、生活するための術を身につけ、私たちよりも多大な苦労をしながら生きていたのだろうと感心させられます。そして自分の領土に鉱山が無いためにこの銀山を欲しがった徳川家康。
洞窟の高さは、160センチほどでしょうか、私は身をかがめないと頭ぶつけます。真っ暗なので前の人にぶつかります。さらにシャッター速度が遅くなるので画像もブレまくります。
壁面は触ると冷たく、しっとりと濡れていて、天井からもポタリポタリと滴り落ちてくるのです。これって夜に一人で来たら絶対怖い!!来ることないけど。
それにしても寒いっ!!!温度計は17℃をさしていました。冬も内部の温度はたいして変わらず、せいぜい14℃ぐらいなのだそうです。あー、真夏はここに住みたい。(私は夏が大の苦手なのです)


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これは進路脇の壁に彫られた小さな穴なのです。四つんばいで彫ったにしても小さすぎる。どうやって入って彫ったのか?昔の人は今より小柄だったとはいえ、謎です。長く暗い洞穴の左右の壁には、このように至る所に銀を発掘した跡が残っています。


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ちょっと見えにくいかもしれませんが、手前に埋もれている石、中央が窪んでいるんです。これは、発掘した銀鉱石を精錬した跡。つい最近までこのあたり一帯は田んぼだったそうですが、このような精錬に使った石が多数発見されました。散らばっている石の殆どは窪んでいるのですよ。精錬に石を使っては替え、使っては替え・・・を繰り返していたのでしょうね。便利な機械もないのに、地道な作業で何トンもの銀を採掘していたなんて、脱帽です。



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龍源寺間歩から、出発地点まで引き返してきました。今度は城下町をウロウロ。電線とアスファルトさえなければ、本当に江戸時代なんですけどね。家の造りも昔のままで、雨風から下屋を守る工夫などされていました。先人の知恵って素晴らしい。


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路地はご覧の通り。自販機やらエアコンの室外機やらは、景観を損ねないよう木枠で隠してあります。やっぱり気になるなぁ、電線とアスファルト、さらには横断歩道とマンホール・・・。


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疲れた夜は、部屋でコレ♪日焼けしまくりました。熱持って腕も頬もジンジンするけれど、まだまだ明日も観光は続きます。長崎から広島に来たとなれば、勿論あそこに行かなくてはなりませぬ。


余談ではありますが、この石見銀山、昨年の6月28日にニュージーランドのクライストチャーチで開催されていた世界遺産委員会でユネスコへの登録が決まったそうですね(byウィキ)。昨年行ったニュージーランド。今年は石見銀山。何か不思議な縁を感じます。


~原爆ドーム編に続く~
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by sakura_52617 | 2008-09-04 21:51 | 旅行
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春になりました~


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