秋深し・・・・
・・・と思いきや、案外暑かったんです。秋浅しと言ったほうがいいのか。先週までの肌寒さはどこへやら?はたまた、涼しかったのは九州だけなのか?宮島へ向かうフェリーに乗る前に、どうしてもアイスコーヒーが飲みたくなり。るるぶなども広げつつ水分補給。
おいでませ、宮島へ。(鹿、夏バテ中・・・zzz)
15時27分、まさに干潮時。潟に足を取られながら厳島神社の大鳥居の柱下まで移動。大きいんですねぇ~。修学旅行の時は神社から眺めただけで、傍までは行かなかったからなぁ。
日本三景のひとつ・厳島神社。その社殿は平清盛によって造営され、栄華を極めた平家の守り神ともなっていました。神社が浜に創建されたのは、島全体が御神体とされ神聖視したためとみられ、御神体を傷つけぬよう海に建てたのではないかと言われています。
五重塔のすぐ手前にある千畳閣。1587年、豊臣秀吉の命により着手されたこの建物は、彼の死によって完成を見ないまま現在に至っています。暗く涼しく、存在感のあるどっしりとした造り。巨大な絵馬と杓子の数々。どこかに秀吉の魂が留まっているようにも思えます。
至る所、杓子、杓子、杓子~。
宮島に着いたら、どんなに胃が痛くてもお腹がいっぱいでも絶対食べるぞと心に決めていたのが、この“揚げもみじ”。もみじまんじゅうはお土産で貰うことが多いけれど、揚げが食べれるのは御当地ならでは。
揚げ物なので油を吸い込んで重い感じなのかなぁと思いきや、なんとサクッカリッ、中はとろ~ん。凄く軽い食感でした。3つは食べられそうな勢いでしたよ。
そして、ゲテモノ好きな私が注目したのはラムネたち。カレー風味、キムチ風味、たこ焼き風味???興味本位で衝動買いすることにしました。
私が選んだのは、カレー味ラムネ。店員さん曰く「カレーの味です^^」そのまんまだけど。ちなみに、キムチ味は開けた瞬間強烈なニンニク臭がそこいら中に広がるので(あまりオススメではないです)的なニュアンスで申されましたので、やめておきました。
さて、カレー風味ラムネはどんなだったかと言いますと・・・。口に入れた瞬間はラムネの甘さがあるものの、口の中に残る風味はカレーというか。ビミョーでした(汗) 炭酸はほとんど無いですね。
大鳥居が望めるホテルの部屋で一服。
少しずつ日が暮れ始め、なんとな~く嫌な予感がする中・・・・
屋外バーベキュータイム♪
肉あり・魚介あり・野菜あり・・・さぁ焼くぞと気合入れたところで、突然のスコール。・・・嫌な予感はコレだったか。パラソルがあるわけでもなく、かといって店員さんも片付ける様子なく平気で食材を運んだりビールを運んだりしているし。ちょっとちょっと!雨降ってるじゃんか。運ぶのは後でいいから、まず私たちのテーブルなんとかしてくれ!かなり手際の悪い店員さんたちがモタモタと多数のお客さんのテーブルを壁際の屋根下に片付けること15分・・・・片付け終わった頃には雨はやみました。別にいいんだけどね、雨で水浸しになった食材やスープぐらい、別のに換えてくれないかなぁ。ブツブツ。
しかしながら片付けてもらっている間も、ジョッキだけはしっかり握って離さなかったのでありました。ゴクゴク。
仕方ない。気を取り直して、水洗いならぬ雨洗いされた食材を炭火で焼く。
水分なんて飛んでしまえ~~。ファイヤー!!
実は、本日ツイてなかったのはこのスコールだけではないのです。飢えた鹿ちゃんに洋服をかじられ、荘厳なる世界遺産・厳島神社で引いた荘厳なるおみくじは【凶】。そして極めつけがこの大雨。・・・まぁ、雨が凶を洗い流してくれていればいいのだけれど(涙)
21時、大鳥居のナイトクルージング。往復1時間ぐらいでしょうか。昼間、この大鳥居の周囲を歩いて探索したとは思えない光景でした。満潮、さらにはライトアップ。また違った幻想的な雰囲気を堪能できました。
船で大鳥居をくぐるの図。左に写っているのは、先頭についた龍の頭。数年前に、この龍頭が台風で吹き飛んで行方不明になってしまい、船長さんがその辺にあった木を持ってきて2ヶ月かけてコツコツと作り直したんだとか。う~ん、魂が宿っています。
船が鳥居をくぐる時は、屋根の上に出てその瞬間の感動を味わうことが出来ます。
さて、今回買ったもみじまんじゅうたち。奥のチョココーティングされたものはブランデー漬けの「ほろ酔いもみじまんじゅう」。冷やして食べるとシットリ美味しい。手前の黒いものは「竹炭もみじまんじゅう」です。どちらも中は漉し餡。もみまんも進化し続けているのですね~。でも私の中のナンバーワンは揚げもみまんだったなぁ~♪
~石見銀山編に続く~
(写真整理中につきしばしお待ちください)