まずはチーズフォンデュから・・・・
お店は、以前にも
チーズ2種と美味しいワインを買ったとご紹介したところ。要予約制で、5人席のカウンターと4人テーブルの個室があるだけのこぢんまりした店内。こういう場合は個室よりも、カウンターで店長さんご夫婦のチーズ談義を聞きながらワイワイ、パクパク、ゴクゴクやるのが楽しいってものです。
プチチーズの盛り合わせと・・・・・
美味しそうな白ワインを目の前に・・・・
チーズもグツグツと、とろけ始めました。
チーズがとろけるのを待つ間、色んな美味しい食べ方をお母さんに習いながら。
これは見ての通り蜂蜜ですが、ニュージーランドで有名な「マヌカハニー」。殺菌力の強い高級な蜂蜜です。
昨年ニュージーに行った時に買ってきたマヌカハニーと同じ種類でしたので、感激してついつい多めにつけてしまいました。ブルーチーズと合うんですよね、これが。
フォンデュ用の食材が出揃い・・・・
準備万端!
「お母さ~ん、まだ?」
「ちょっと待ってね^^ もう少ししたら、チーズのおこげができるんだよ」
「ほぅ~ら♪これがおこげだよ♪」
ま・・・まいう~~~!!!!パリパリチーズで香ばしくて最高ですね。フォンデュの最中、何度かこのおこげを作って食べていました。
おこげを食みて大満足の状態。ようやくポテトを投入して放置している間、ワインをば。この白、やばいぐらいに美味でした。甘すぎず、しつこすぎず、サラッとスルッと入ってしまうのですよ。こういうお酒は飲んだ瞬間に「ヤバイ」と思いますよね。
ドド~ン!容赦なく次なるアルコールが登場。
「これは何年漬けたか覚えてないぐらいの年代物の梅酒ですよ」お母さんが得意げに注ぎ分けてくれました。なるほどリカーの独特な風味がなく、とろみがあってまろやかで、梅も大きくて甘く、これはお酒ではなくジュースのような(といっては失礼ですが)・・・チーズ料理に合う一杯でした(2杯飲みましたけど)。
食べたのは盛り合わせやチーズフォンデュだけではありません。他にも色んなチーズの食べ方を楽しませてくれます。お父さんとお母さんの(勝手に父母呼ばわり)こんな手さばきを見られるのは、カウンターの特権ですね。
お父さんが必死に練り混ぜているのは、ポテトの混じったチーズ。地元・愛野のジャガイモは全国2位の生産を誇りますが、このように長く糸を引く粘り気のあるチーズを作るためには、北海道のメークインでないとダメなのだそうです。理由は、芋に含まれる水分量の違い。愛野産だと水分が多すぎて糸を引かないのだとか。チーズの世界は繊細なんですねぇ~~!上手く糸を引いてくれたので、お父さん大満足の笑顔です。実は密かに、お父さんのネクタイがチーズのイラストです。
お皿に取り分けてもらい、自分でもビヨ~ンと伸ばして遊んでみる。チーズのようでもあり、マッシュポテトのようでもあり、初めて食べる食感でした。これだけでもかなり美味しいのですが、アンチョビペーストを載せてみたり、他の摩り下ろしチーズを混ぜてみたりと、色々な風味を楽しませてくれました。
お母さんは、みんながチーズ盛り合わせで少々残していたものたちを寄せ集めて鉄板焼き(?)にしていました。いいのか?こんな呼び方で^^; チーズは腹に貯まってなかなかお腹一杯になってきたところでしたが、不思議と食べ方が変わるとパクパク入るものなんですね。
もう苦しい~~~~!と悲鳴をあげていたところで、ようやくデザート。お腹の中がコッテリだったので、フルーツが胃に優しく感じました。
お腹が苦しくなると、我が庭のように店内を散策。チーズが200種類を超えているでしょうか。大小様々、値段も様々、主にヨーロッパから輸入された商品が沢山並んでいます。以前買いましたが、ワインも色々揃っているのです。
調味料やクラッカー、マカロニ、パスタソース等々、チーズ以外にも珍しい品物が沢山。酢まで売ってあるし(笑)
こんな物も売ってありました。チーズの塊を入れて摩り下ろせる画期的な道具♪塊で食べた時と、摩り下ろして食べた時とで味が違うような気がするのは私だけでしょうか。少々クセのあるチーズでも、細かくなっていると嫌味がなく食べられます。上のように、他のチーズにトッピングする楽しみもできますしね。
小物もとても可愛いのです。牛たちに話しかけている子がおりましたが・・・。
燭台!?
楽しい時間はアッという間に過ぎ、2時間以上も長居してしまいました。本格的なチーズフォンデュを堪能したのは今回が初めて。美味しかったです~。全部で一体何種類のチーズを食べたのだろう?しばらくもうチーズはいいや・・・と思うかといえば、そうではなく「またチーズ買いに行こう!」と思ってしまった私でした。
とにかくチーズは好きですので、
日頃からよく買います。必ずワインとワンセットですけれどね。どちらが欠けても物足りないのですよ、私の場合。